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今日中に生活費が必要なときの対処法|お金がない場合の相談先と避けるべき行動

今日中に生活費が必要なときは、焦って危険な借入先を探す前に、支払いの延期交渉、勤務先への相談、自治体や社会福祉協議会への相談を進めましょう。食費・家賃・公共料金など、目的別の対処法と避けるべき行動を解説します。

今日中に生活費が必要になると、「今すぐ借りられる場所を探さなければ」と焦ってしまいがちです。 しかし、急いでいるときほど、先払い詐欺や違法な貸付、個人情報の悪用などの被害に遭いやすくなります。

まず確認したいのは、必要なのが本当に現金なのか、それとも 食費、家賃、公共料金、交通費など特定の支払いを今日乗り切ること なのかという点です。

支払い先への相談や支援窓口の利用によって、今日中に現金を用意しなくても問題を回避できる場合があります。 この記事では、今日できることから順番に解説します。

最初に必要な金額と用途を整理する

生活費が足りないときは、まず「今日中に必要な金額」をできるだけ小さく分けて考えます。 1か月分の不足額を一度に用意しようとすると、必要以上の借入れにつながるおそれがあります。

紙やスマートフォンのメモに、次の内容を書き出してください。

  • 今日中に必要な支払い
  • 明日以降でも間に合う支払い
  • 支払期限を延ばせる可能性があるもの
  • 現在持っている現金と口座残高
  • 次に収入が入る予定日

例えば、3万円必要だと思っていても、今日中に必要なのが食費2,000円だけなら、 まず2,000円分の問題を解決し、残りは支払先と相談する方が安全です。

今日の食費がない場合

今日食べるものがない場合は、借入先を探す前に、お住まいの市区町村の福祉担当窓口や 生活困窮者向けの自立相談支援機関へ連絡してください。

地域によっては、社会福祉協議会、フードバンク、フードパントリー、地域の支援団体などを 案内してもらえる場合があります。ただし、利用条件や受付時間、支援内容は地域ごとに異なります。

相談するときに伝える内容

「現在、手元のお金がなく、今日の食事を用意できない状況です。 利用できる食料支援や相談窓口があれば教えてください」

市役所や支援機関が閉まる前に、できるだけ早い時間に電話してください。 閉庁後の場合は、自治体の公式サイトで夜間・休日の相談先が案内されていないか確認しましょう。

家賃が払えない場合

家賃が不足している場合、今日中に全額を用意することだけが解決方法ではありません。 まず大家や管理会社へ、支払期限の前に連絡してください。

連絡を無視するよりも、現在の事情、支払える金額、残額を支払える予定日を具体的に伝えた方が、 分割払いや支払日の変更について相談しやすくなります。

家賃の支払い相談例

「今月は収入が減り、支払期日までに家賃の全額を用意できません。 本日○円を支払い、残りを○月○日に支払いたいと考えています。 支払方法について相談させていただけないでしょうか」

離職、休業、収入減少などにより住居を失うおそれがある場合は、 住居確保給付金の対象となる可能性があります。 申請や相談は、お住まいの地域の自立相談支援機関で受け付けています。

厚生労働省:住居確保給付金の申請・相談窓口を確認する

※支給には収入・資産などの要件と審査があります。申請した当日に支給される制度ではありません。

電気・ガス・水道料金が払えない場合

公共料金が払えない場合は、供給停止になるまで放置せず、請求書や契約者番号を手元に用意して 各事業者へ連絡してください。

事業者や契約状況によって対応は異なりますが、支払期日の変更や分割払いについて 相談できる可能性があります。

公共料金の相談例

「現在、一時的に収入が不足しており、請求額を期日までに全額支払えません。 ○月○日であれば支払える見込みがあります。 支払期限の変更や分割払いが可能か相談したいです」

支払いが難しいことが分かった時点で連絡することが大切です。 すでに停止予告が届いている場合は、予告書に記載された窓口へ早急に連絡しましょう。

携帯料金や通信費が払えない場合

携帯電話は仕事探し、勤務先との連絡、行政手続きにも必要です。 利用停止になる前に、契約している通信会社へ支払期日や支払方法を相談してください。

通信会社によっては、料金プランの変更、不要なオプションの解約、支払方法の変更などで 今後の負担を減らせることがあります。

ただし、「携帯電話を新しく契約して端末を渡せば現金を支払う」といった勧誘には応じないでください。 契約名義や端末が犯罪に利用され、料金だけが残る危険があります。

勤務先や家族へ相談する

給料日前で一時的にお金が足りない場合は、勤務先に給与の支払日や利用できる社内制度を確認する方法があります。 給与前払いサービス、社内貸付、福利厚生制度などの有無は勤務先によって異なります。

家族や信頼できる知人へ相談する場合も、必要額と返済予定日を曖昧にしないことが重要です。 借りる場合は、少額であっても金額、返済日、返済方法を文書に残しましょう。

相談するときの伝え方

「今日の食費として○円不足しています。○月○日に収入が入るため、その日に返します。 難しい場合は断ってもらって大丈夫です」

理由や返済予定を正直に伝え、相手に無理をさせないことが大切です。

自治体や社会福祉協議会へ相談する

収入の減少、失業、病気、家賃滞納など複数の問題が重なっている場合は、 市区町村の生活困窮者向け相談窓口へ相談してください。

自立相談支援機関では、生活、住居、仕事などの相談を受け付けています。 状況に応じて利用できる制度や地域の支援先を一緒に整理してもらえます。

また、低所得世帯、障害者世帯、高齢者世帯などを対象とした生活福祉資金貸付制度があります。 対象条件、資金の種類、審査、貸付までの期間は地域や申込内容によって異なるため、 お住まいの市区町村の社会福祉協議会へ確認してください。

注意: インターネット上には、受付が終了した新型コロナ特例の緊急小口資金について、 現在も新規申請できるように説明している古い情報があります。 現在利用できる通常の制度について、地域の社会福祉協議会へ直接確認してください。

すでに借金の返済が苦しい場合

借金の返済をするために、さらに別の場所から借りると、返済額と利息が増えて状況が悪化する可能性があります。 返済日に間に合わないと分かった時点で、借入先へ連絡して支払方法を相談してください。

複数の借入れがあり、自分だけでは整理できない場合は、金融庁が案内している 多重債務相談窓口や、法テラス、弁護士会、司法書士会などの相談先を確認できます。

金融庁:多重債務についての相談窓口

今日中にお金が必要でも絶対に避けたい行動

急いでいる人を狙った詐欺や違法行為があります。 次のような条件を提示された場合は、送金や個人情報の提供をせず、やり取りを中止してください。

  • 融資前に保証金、手数料、預かり金を振り込むよう要求される
  • 電子マネーやギフトカードを購入して番号を送るよう要求される
  • 銀行口座、キャッシュカード、暗証番号を渡すよう要求される
  • 携帯電話やスマートフォンを契約して渡すよう要求される
  • 身分証明書を持った自撮り写真を必要以上に要求される
  • SNSで「審査なし」「ブラックでも必ず貸す」と勧誘される
  • 性的な画像や行為を融資の条件にされる
  • 他人名義での契約や虚偽申告を指示される

すでにお金を送った、個人情報を渡した、脅迫されているなどの事情がある場合は、 一人で対応せず、警察や消費生活センターへ相談してください。

消費者ホットライン「188」では、最寄りの消費生活センターや相談窓口の案内を受けられます。

消費者庁:消費者ホットライン188

個人間の相談掲示板を利用するときの注意

個人間の相談掲示板に投稿しても、必ず支援者や貸し手が見つかるわけではありません。 見知らぬ相手との金銭取引には、詐欺、個人情報の悪用、違法な高金利、脅迫などの危険があります。

投稿するときは、住所、勤務先、口座番号、身分証番号などを公開しないでください。 相手から連絡が来ても、先払いを要求された場合や、契約内容が分からない場合は取引を中止してください。

まとめ|今日必要なものから一つずつ解決する

今日中に生活費が必要な場合でも、焦って危険な相手から借りる必要はありません。 まずは今日必要な金額と用途を整理し、次の順番で行動してください。

  1. 今日中に必要な支払いだけを整理する
  2. 支払先へ期限変更や分割払いを相談する
  3. 勤務先や信頼できる家族へ相談する
  4. 市区町村の自立相談支援機関へ連絡する
  5. 地域の社会福祉協議会へ利用できる制度を確認する
  6. 借金返済が苦しい場合は専門の相談窓口を利用する

生活が苦しいときは、すべてを一日で解決しようとせず、 食事、住居、電気や通信など、生活を維持するために必要なものから順番に守ることが大切です。